男性の清潔感を演出するために、最も大事なもののひとつが「肌」。特に40代にもなると、目の下のシワやたるみなど今まで気にならなかった部分に関する悩みが生まれてくるはずだ。
「若く見える男性は一体何が違うんだ?」と考えてみてほしい。やはりハリがあり、くすみのない肌が思い浮かぶのではないだろうか。
しかし、既に生まれてしまったシワやたるみを改善するにはどのような方法があるのか、スキンケアだけでは叶えられない、ワンランク上のオトナ男子の美容HACKを伝授して進ぜよう。
まず、目の下のたるみの原因は、基本的に「目元の筋肉の衰え」や「肌の弾力・ハリを整える組織の減少」が挙げられる。特に元々涙袋が大きい人は、眼輪筋という筋肉の衰えに伴って重力に負け、目元のたるみが目立ちやすい傾向が。乾燥や紫外線によるダメージも影響するため、日常的なスキンケアを欠かさないことが大切だ。
目の下のたるみケア方法として代表的なのは「エクササイズ」「アイクリーム」「コンシーラー」の3つ。眼輪筋を鍛えるためのエクササイズを習慣化したり、アイクリームを塗って乾燥を防ぎ、目元にハリを与えられるようはたらきかけたりするのが効果的である。
また、素早く目元の清潔感をアップしたい場合には、メイク道具であるコンシーラーでクマやたるみを隠すという手もあるだろう。
いっぽう、「毎日ケアが必要なのは分かるけど、今すぐにたるみを改善する方法はないの?」というせっかち君や、既にたるみが深く刻まれていて悩んでいる…という場合には、美容医療がおすすめだ。
最初にご紹介するのは「ヒアルロン酸注入」。ヒアルロン酸はご存じ化粧品などによく使われている成分であり、元々体内に存在する物質だ。
簡単に言えば年齢とともに減少するヒアルロン酸を外から注入することで、肌にハリをもたらす施術である。ヒアルロン酸は身体に馴染みやすいため、手術なしでその日のうちに施術を完了できる上、ダウンタイムの心配も少ない。仕事を休めない人、なるべく短期間で済ませたい人向けだと言えるだろう。
ヒアルロン酸は手軽ではあるが、その分「効果が一時的」というデメリットもある。改善できる範囲にも限界が存在するため、根本的かつ長期的に改善したい場合は「たるみ取り(下眼瞼切開法)」も検討してみてほしい。
これはまぶたの下の皮膚を切開により取り除く手術で、適度に脂肪を摘出できることから、目の下のたるみ改善に効果的とされている。
シワにも実は種類がある、と知っているだろうか?シワには主に以下の4つがあり、原因も異なっている。
シワをケアするためには、まず「スキンケア」だ。乾燥ジワや小ジワのケアは、エイジングサインに対するアプローチにも繋がる。以下を参考に、日々のスキンケアを意識してみるといいだろう。
ポイントは、ヒアルロン酸やセラミド、コラーゲン、アミノ酸など肌と親和性が高い成分が入っている化粧品を選ぶこと。シワにはたらきかける用のアイテムをスペシャルケアで取り入れることなど。
固まった筋肉をほぐすのも効果的なので、摩擦は避けつつ優しくマッサージを行うのもおすすめだ。
しかし、こちらも即効性を求めるなら「美容医療」を勧めたい。たるみが深刻な場合はスキンケアでは限界があるため、通いやすいクリニックで相談してみてはどうだろうか。
シワの改善を目的とした美容医療は「ヒアルロン酸注入」が代表的である。たるみ同様、元々身体に存在するヒアルロン酸を用いて肌のハリを取り戻すというもので、外科手術の必要がないため、仕事を数日は休めないという人も安心だ。
しばらくすれば自然と肌に吸収されていくため、身体的な違和感も覚えにくい。
もうひとつ、シワを改善するための代表的な方法として「ボトックス注入」がある。これは緊張した状態の筋肉に筋肉を弛緩させる作用のある「ボツリヌス菌」と呼ばれる菌の毒素を注入し、凝り固まった部分を和らげることでシワの改善をはかるものだ。
“毒素”と言われると震えてしまうが、使用量的に中毒を起こす心配はない。何より医師がしっかりと準備して施術を行ってくれる。不安がある場合は事前にしっかり質問するといいだろう。
このように、シワやたるみの改善は「もうできてしまったものは美容クリニックに相談」した上で、「これからのものをケアするためのスキンケア」を行うのがおすすめだと言える。
清潔感は1日にして手に入れられるものではない。日々の習慣が何よりも重要だ。このサイトでは、清潔感から程遠い20代営業マンのナイト&モーニングルーティンを紹介している。「自分もやっちゃってるな…」というアウトな習慣はないだろうか?チェックしてみよう。