日焼け止めの使い方
男性の肌も女性と同じく紫外線によるダメージを受けており、近年では日焼け止めクリームを塗る男性も増えてきています。ここでは、日焼け止めについて紹介しています。
日焼け止めの役割
お肌を紫外線から守る
日焼け止めは、シミやシワの原因となる紫外線A波(UV-A)と、肌を赤くする紫外線B波(UV-B)からお肌を守る働きがあります。男性は女性に比べて油分が多く水分が少なめと、男女間における肌質の違いから、日焼け止めにも男性の肌に合わせた専用のものが販売されています。メンズ用日焼け止めでは、テカリやべたつきを抑え、刺激が少なくさっぱりとした使い心地で作られています。
日焼け止めを使う目的
肌の老化と皮膚がんなどの病気
予防
紫外線を浴びることで肌が焼けたような状態になり、肌を老化させシワやそばかす、乾燥、たるみなどを引き起こす原因になります。また、肌内部に活性酸素が発生することで、皮膚がんの可能性が高まっていくなど、紫外線を無防備に浴び続ける事は美容だけでなく健康にも害を及ぼします。
日焼け止めには紫外線を反射する紫外線散乱剤と紫外線を吸収して熱や赤外線に変える紫外線吸収剤とあり、これらの働きで、紫外線からお肌を守ります。
日焼け止めを使うタイミング
生活シーンや季節に合わせて
使い分ける
日焼け止めには、UV-Bを防ぐ効果を表すSPF値とUV-Aへの防御効果を示すPA値による違いがあり、数値が高ければよいというわけではありません。通勤や散歩、買い物など日常生活では「SPF10〜20」や「PA+」、炎天下でのレジャーなど非常に紫外線の強い場所にいる時には「SPF50〜」や「PA++++」など、生活シーンや季節などに合わせて使い分けます。
日焼け止めを使う順番
洗顔と基礎化粧品で土台を整えてから塗る
日焼け止めを塗る前に、肌に付着した皮脂汚れやほこりなどを洗顔できれいに洗い流し、化粧水や乳液などで水分を補給します。それから、額・鼻先・左右の頬・顎の5か所に日焼け止めを置き、指で内側から外側に向けて馴染ませていきます。重ね塗りすることで塗りムラを減らして持続効果も高めます。
日焼け止めの正しい使い方
重ね塗りでしっかりとカバーする
鼻、頬、額、あごなどは日焼けしやすく、また日焼け止めが落ちやすい部位でもあるので、しっかりと重ね塗りしておきます。また、SPFやPAの数値は高いほど肌に負担をかけますので、使う場所や時間に配慮して選ぶのが大事です。特に乾燥肌や敏感肌の方は、無駄に高い数値のものを選ぶと逆効果になることもあります。
メンズ用日焼け止めでは、男性の肌質を考慮した仕様で使いやすくなっています。選ぶ時にはSPFやPAの数値に注意し、肌質や生活シーンを考慮して選ぶのがいいでしょう。紫外線から守ることで、健やかな肌をつくることができます。
メンズ用日焼け止めと同様に、スキンケアアイテムを正しく使用することで、肌トラブルを引き起こすことなく、清潔感のある肌を目指せます。以下ではビジネスマンのスキンケアの重要性について解説しているので、ぜひ一度確認してみてください。