リップの使い方
最近では男性用のリップも数多く販売されており、テカリを抑えた無香料タイプなど、男性も抵抗感なく使える製品が充実しています。ここでは、リップについて紹介しています。
リップの役割
乾燥や紫外線から唇を守る
唇は皮膚が薄いので乾燥しやすく、紫外線や夏の空調による影響を受けやすくなっています。リップを塗る事で唇を保護し、ひび割れやカサカサと荒れた状態をケアします。そのため、リップには乾燥予防の為の成分が含まれており、男性が付けても違和感のないように、べたつきやツヤ感を抑えたマットなものが多く出回っています。
リップを使う目的
乾燥による荒れやひどい炎症などから唇を守る
リップには医薬品・医薬部外品・化粧品と3種類あり、使う目的に合わせて選びます。乾燥による荒れやひどい炎症には、炎症をおさえる成分が含まれている医薬品。唇が乾燥しないように予防目的で日常的に使うなら、「薬用」と記載された医薬部外品。紫外線や乾燥から唇を守り保湿するのなら、医薬品・医薬部外品の記載がされていない化粧品を使うといいでしょう。
リップを使うタイミング
1日数回にとどめておく
リップは塗りすぎると刺激になり逆効果です。1日3~5回ほどにしておくのが良いと言われています。塗るタイミングとしては、歯磨きやお風呂上りなど水分に触れた後で、食事や歯磨きの後に塗る習慣をつけておくといつ塗ったのかを覚えやすく、塗り忘れを防ぐことができます。
リップを使う順番
汚れを落としてから使う
リップを塗る前には、唇についた汚れを落としておきます。特に食事の後は注意が必要です。また、開封後は雑菌が繁殖しやすいので、できるだけ早く使いきるようにします。目安は開封してから半年とされており、長く使用していなかった場合は先端をカットして使うか、新しいリップを用意するようにします。
リップの正しい使い方
横ではなく縦方向に塗る
リップは、横に向けて塗るのではなく、縦に塗るのが正しい塗り方です。唇には縦方向にシワがはいっているので、横に塗るとシワの内部にまで浸透せず、十分な保湿効果が得られません。さらに、唇の表皮は薄いので、横塗りによる摩擦から表皮が切れてしまう事も。そうしたことからリップは縦塗りで塗り、塗り終えたら上下の唇を合わせて馴染ませるようにします。
リップは女性が塗るものといったイメージがありますが、男性も女性と同じように唇が乾燥しやすくなっていますので、身だしなみアイテムとして持っておきたいもの。血色の良いきれいな唇は、ビジネスでもプライベートでも相手に好印象を与えます。
リップに限らず、スキンケアアイテムを正しく使用しないと、肌トラブルを引き起こし、清潔感を損なうなど印象に影響が出てしまうかもしれません。以下ではビジネスマンのスキンケアの重要性について解説しているのでぜひチェックしてみてください。