清潔感にダイレクトに影響する男の「毛」問題。最近ではメンズ脱毛が一般的になり、脱毛に通う男性も増えている一方で「男性なのに毛を処理するのは抵抗感がある」という人も一定数存在する。
しかし、女性の好感度と男性の体毛は切っても切れないのは事実。ここでは、清潔感に直結する体毛の処理や、部位別のセルフケアについて考えていこう。
男性の体毛のなかでも、とくに女性が気になるのは胸毛や腹毛(ギャランドゥ)だという(※)。
肌や髪型はきれいなのに、うっかりチラ見えしてしまった腹毛に幻滅…なんてこともあるかも。なかなか手厳しい意見だが、一方でヒゲやワキ毛、すね毛などはあまり気にならない様子。女性としてはあまりに毛深いものや、見慣れないものに拒否反応を示すのかもしれない。
ちなみに、ヒゲはOKだが伸ばしっぱなしの無精ひげは清潔感がないという意見も。つまり、清潔感とは「程よく手入れされた状態」であることだ。清潔感に直結するヒゲ、体毛は要チェックしよう。
ぼさぼさ伸ばしっぱなしの無精ヒゲが奇跡的にサマになる人もいるが、ほとんどの人の場合、清潔感は皆無となる。
清潔感を出すためにも、カミソリや電動シェーバーでこまめにケアしよう。ヒゲをそったあとの肌は敏感なので、クリームや化粧水などで保湿することも忘れずに。
シェービングは、手軽にできて、誰でも無理なくできるセルフケアだ。
清潔感を出すためには、ヒゲ以外の体毛のケアについても知っておきたい。ツルツルにするのはちょっと…という人は、毛の量を調整したり、脱色することで程よく清潔感のある仕上がりにすることができる。ツルツルに仕上げる場合は除毛クリームやブラジリアンワックスでケアするのも有効。
まずは、どんな仕上がりにしたいかをイメージしてから、使うアイテムを決めよう。
長期的なコスパを求めなら、いっそ脱毛を検討してみるのもアリ。髭の処理に毎日5分かけている方は、年間にしてなんと30時間を髭剃りに充てていることになる。脱毛することで、日々の髭剃りの面倒から解放されることはもちろん、美肌効果も見込めて一石二鳥だ。もちろん、髭以外の体毛の処理も可能だ。
そんなコスパの良い脱毛だが、医療脱毛とエステ脱毛の2種類があるのをご存じだろうか?最大の違いは、医療効果の違いと費用だ。2つの違いについて、詳しく見ていこう。
エステ脱毛は、医療脱毛より比較的リーズナブルに脱毛することができる。出力パワーも医療脱毛に比べて弱めなので、痛みに弱い人でも通いやすい。
しかし、エステ脱毛では永久脱毛をすることはできない。そのため、毛の量を調整する「減毛」をしたい人におすすめ。
ツルツル肌を目指す人は永久に終わらないので、医療脱毛を検討しよう。エステ脱毛のメリットはリーズナブルに脱毛ができることや、脱毛による痛みを軽減できることである。
医療脱毛は、永久脱毛が期待できる医療行為のこと。エステ脱毛に比べて強力な脱毛効果を実感しやすい。何回も通いたくない人や、ツルツルに仕上げたい人におすすめの脱毛法。もちろん、減毛などニーズに応じたデザインにも対応してくれる。
デメリットは、エステ脱毛よりも費用が高めであることや、痛みを感じやすいこと。
採用しているレーザーの種類によって痛みが少しずつ異なるので、気になる人は導入するレーザー機器でクリニックを決めるのもおすすめだ。
清潔感を身に着けるうえで忘れてはならないのは、女子側の意見だ。20代~30代のイマドキ女子に、男性の毛についての率直な意見を訊いてみた。
SAYAさん
(32歳)
髭は、整っていれば伸ばしていてもいいと思います。
ボーボーな無精ひげじゃなくて、ちゃんと、意図があって生やしていることが大切だと思います。ちゃんと気を使っているんだなと清潔感を感じます。
Enaさん
(34歳)
髭の剃り残しは気になりますね…。
彼氏とかだと、気になって勝手に抜いちゃいます(笑)。ここ気になる、ブチッみたいな。
毛がない=清潔感があるというわけでは決してない。しかし、意図のない毛の放置は、不潔な印象を与える可能性がある。とくに、ダイレクトに顔の印象を決定づけるヒゲのケアはマスト。ヒゲを残してももちろんOKだが、手入れは面倒臭がらずに行ってほしい。
何かと煩わしい毛問題から解放されたいなら、医療脱毛を検討するのも手だ。タイムイズマネー。いつかやろうと思っているのなら、早めに始めるに越したことはない。
体毛のケアは清潔感を手に入れる上で重要だが、清潔感とはそもそも1日にして手に入れられるものではない。日々の習慣が何よりも重要だ。このサイトでは、清潔感から程遠い20代営業マンのナイト&モーニングルーティンを紹介している。「自分もやっちゃってるな…」というアウトな習慣はないだろうか?チェックしてみよう。